季節のこと

お彼岸でおはぎを食べる理由。超高級スイーツだから?!

2016/09/25

お彼岸ではおはぎをお供えしますね。
そしてついつい食べるのが目的になってしまいます。
子供たちも大好き。

では、なんでお彼岸でおはぎを食べるのでしょうか?
きっとちゃーんと理由があるはず!

お彼岸でおはぎを供える理由おはぎはいつ食べるものか、また、もう一つ
お彼岸といえば思い出すもの、
彼岸花(ひがんばな)について
調べましたのでご紹介します!

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お彼岸ではおはぎの理由


様々な理由がありました。

・小豆には魔除けの効果がある

古くから日本人になじみのある小豆。小豆の赤い色には邪気をはらう効果が
あるものとされてました。
それが先祖の供養と結びついたのです。

・お餅には五穀豊穣

お餅は五穀豊穣、子孫繁栄を象徴したものです

・ご先祖様と心と心を合わせるという意味

お餅と小豆を「合わせる」ことから
ご先祖様と心と心を合わせることにつながりました

・超高級品だった

おはぎを食べられるようになったのは江戸時代初期。
あんこ作りに欠かせない砂糖は超超ーーー高級品でした。
超贅沢なスイーツ、おはぎは、とっても特別な時に食べられるものでした。

これらの理由で、ご先祖ざまへの感謝、家族の健康への願いを込めて
作られるようになったんですね~。

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お彼岸のおはぎはいつ食べるの?


お彼岸の期間は7日間ありましたね →お彼岸はいつなのか?2016は?

では、7日間ずっと食べるのか、というと
そうではなく、
1回だけでOKです。

そして、厳密にいえば

お彼岸の期間の中日(=春分・秋分の日)に食べる
とされてます。

ただ、お供えするのが早かったりすると餡子ですから
早々に傷んでしまうので、早めに食べても構いません。

要は気持ちです。
ご先祖様に感謝の気持ちを込めて、お供えしてから
その日か次の日に下げて食べればよいです。

気になるようであれば、中日の前日にお供えしてから、中日当日に食べてもいいですね。

結論:お彼岸の期間であればいつ食べてもOK

 

お彼岸と彼岸花との関係


彼岸花。華やかで妖艶だけど、ちょっと不気味な感じがするお花だな~。
子供の頃は、毒があるから気をつけるように大人に言われてた記憶があります。

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花が咲く期間が約7日間にも関わらず、秋のお彼岸の時期と重なるため
「彼岸花」と呼ばれるようになったそうです。

そして、アルカロイドという毒があります。
古来、モグラや野ネズミ退治に利用されていたそうです。
彼岸花の球根を好んで食べて死んでしまう習性を利用し
田んぼや、墓地荒らしを防ぐ目的で植えられました。
昔はお墓も土葬でしたからね。

今でも田んぼのあぜ道や、墓地に咲いているのをよく見かけませんか?

なんだかちょっと怖い理由ですが、納得しました~。


いかがでしたか?お彼岸のおはぎには、やはりふか~い意味がありましたね。

今度のお彼岸の時期には
ご先祖様へ感謝をこめ、特別な想いを馳せながらお供えして頂こうと思います。

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