心地よいコオロギの鳴き声。時期はいつ?鳴き声で○○が分かる?
2017/03/07
あ~、コオロギ鳴いてる~。
もう秋やな~
コオロギの鳴き声が聴こえてきたら、秋がきたな~
と実感しますね~。まさに秋の風物詩です。
息子は本気で飼いたいと思っている様子。
でも、コオロギの鳴き声は秋だけ聴けると思ってませんか?
実は結構長い時期、鳴いてるみたいなんです。
コオロギの鳴き声を聴ける時期はいつなのか、また、
鳴き声で意外なことが分かってしまうことをお伝えします。
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コオロギの鳴き声にも意味があった
コオロギにはいくつか種類があり、その種類によって鳴き声が変わってくるといいます。
主な種類
・エンマコオロギ
・タイワンエンマコオロギ
・ツヅレサセコオロギ
・ミツカドコオロギ
・ハラオカメコオロギ
など
そしてコオロギは自分の意思を鳴き声を使い分けて伝えてる
んです!
さえずり鳴き(本鳴き)
ひとり離れて鳴いている時。一番音量も大きく、いわゆる一般的なコオロギの鳴き声。縄張り主張したり、メスを引き寄せるのが目的
口説き鳴き
メスがそばに寄ってきたときに誘うのが目的。脅し鳴き
オス同士が喧嘩するときに脅す目的以上3種類になります。
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コオロギの鳴き声が聴ける時期
コオロギの種類にもよりますがだいたい8月~11月頃に鳴き声が聞こえてきます。
結構早い時期からですよね~
夏の、日中暑い時期は夜に鳴き、
だんだん気温が下がってきたら一日中鳴き、
寒くなってきたら日中だけ鳴くみたいです。
だから、地域によっては初冬まで聴けることもありますよ。
コオロギの鳴き声で分かるものとは?
なんと、コオロギの鳴き声で気温が分かるんです。
知ってました?
虫は変温動物。温度によって体温が変わります。
体温が下がってくると、動きも鈍くなり、
鳴き声の回数も減ってきます。
中でもコオロギは鳴くときの気温が限られているんです。
だから、コオロギの鳴き声で気温が分かる
ということなんです。
コオロギは気温に敏感なんですね~。
で、気温の出し方はつぎのとおりです。
15秒間に鳴く回数を数え、その回数に8を足し、5をかけて9で割る。
たとえば、15秒間に20回鳴いた、とすると
(20+8)×5÷9=15.555...
約15.6度になります。
これにあてはめたら、
気温30度のときは、15秒間に46回鳴くことになります。
15秒間に46回って、相当速い鳴き方ですね。
面白いですよね~。
今までは、近所の草むらからコオロギの鳴き声聴くと、
「もう夏は終わりね・・」くらいの感想しかなかったです。
「昼間に鳴き声聴こえてきたから気温下がっているんだ」
「なんか、鳴き声がさかんで回数多いから今はめっちゃ暑いんだわ」
なーんて、ちょっと意識して聴いてみると楽しめますね!
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