季節のこと

バレンタインデーの由来。日本では製菓会社の陰謀っていうけどホントのとこどうよ?

2018/02/02

さあ、今年もやってきました!!



ドキドキ?


それとも

どーでもえーわ


て開き直ってる?

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我が家の男子は

息子=まだ小学生低学年。
   幼すぎて、たとえもらえなくても気にしない
   (ただ、彼にとっての超重大行事となるのは時間の問題)

旦那=会社で義理チョコがあるかないか
    (てか、わたしも興味がない)



という状況なので、いたって
穏やかな日です。



でも、もう数年すると

バレンタインデーの由来って
そもそも何なん??



て、

いつか息子に質問
ぶつけられそうなので
今回調べてみました。



なんで日本でチョコが贈られるようになったのか?

チョコ会社の陰謀なのでは?



なんて、ひそかに言われてきてますが
真相はどうなんでしょう??

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そもそもバレンタインデーの由来


ローマ帝国時代にさかのぼります。
当時、2月14日は、家庭と結婚の神・ユノの祝日でした。
その翌日2月15日からは、ルペルカリア祭という
豊年を祈る祭が始まります。

そこで、祭の前日2月14日
女性達は、自分の名前を書いた札を
桶へ入れます。

15日当日に、男性達は札を1枚ひいて、
その男女は祭の間、パートナーとして
一緒にいることとされてました。

そして多くのパートナー達は
そのまま愛し合い、
結婚にいたってたそうです。



え??




札ひいただけで、カップルになるの?
結婚までしちゃうの??



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それには

この時代の恋愛事情もあるんですよ。



若い男女は、常日頃、
別々に生活してたそうです。


で、

このお祭りは、

めったにない出会いのチャンス!

結婚にいたるのもうなずけますね~。



まるで集団見合いみたい。


ところが!!


ローマ皇帝・クラウディス2世は
愛し、想う人を、故郷にのこして出兵するのは
兵士達の戦う気力を下げる


と言って、なんと

結婚を禁止してしまったのです。



それに対して、
嘆き悲しむ兵士達のために
キリスト教の司祭だった
バレンティヌス(バレンタイン)
こっそりと結婚させてあげていたのです。


それが、ばれて
皇帝の怒りを買い、
バレンタインは処刑

されたのです。

その処刑の日は、
ユノの祝日・2月14日



あえて、この日を選んだそうです。


これを偲んで、
恋人たちの日として
キリスト教の祝日バレンタインデー
となりました。


欧米ではこの日に、
恋人や親しい人、家族などに
花やお菓子、カードなど
贈る習慣が残ってます。

イギリスではカードに
「From Your Valentine」
「Be My Valentine」
と書いたりもするんですよ。

ちゃんと、
バレンタインの名前
使われてますね。




ん・・・?



日本ではチョコを贈るのが
定番になってますね。

しかも女子から男子って
限定されてます。



なんで??


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日本のバレンタインの由来


まあ、そんな欧米の習慣が
輸入されてきたのは
間違いないんですが、

なぜ、

日本では今のようなスタイルに
なったんでしょう?




その由来は、
こんな事実がありました!



チョコレートメーカーの営業戦略?


日本で初めて、
製菓会社モロゾフが、

バレンタインにはチョコ

という広告を出したのは

1936年2月12日


その後、1958年以降、
次にあげる会社から
続々チョコレート販売の
営業戦略が展開されました。


メリーチョコレート(製菓会社)、森永製菓(製菓)、
伊勢丹、西武百貨店、松屋、松坂屋(デパート)、
ソニープラザ(輸入雑貨専門店)

・・・


これらみんなが
続々と営業展開しましたが。。



なかなか普及しない(・・;)


???



で、



1970年代後半になって、
やっと
いまのようなバレンタインが定着したんです。

どうも

チョコレートメーカーや
デパートの
営業戦略だけで普及した・・

とは言うには長い期間かかりましたね~


なんでこんなに年月がかかったんだ??




実は小学生高学年から高校生が?


当時、
チョコレートを贈る、
というのは定番には
なっていなかったんですが、

愛の日

というのは定着してました。

といっても、
それはターゲットが夫婦

未婚・未成年の男女

想定外

だったんです。



それには理由が・・


さっきのような
チョコレートの広告が
出始めたのは、
昭和10年代から昭和30年代。

当時の恋愛事情はというと、

見合い前提とした結婚ありき
貞操観念が厳しい時代。

オープンな恋愛なんてご法度!
な時代です。

さらに、
チョコレート自体も
なかなか売上ものびなかった
ようです。



が、1970年代、高度経済成長後、
ぐんっとチョコレートの売上急増!

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そして、だんだんと
若者の意識が変わってきて
恋愛事情も変化
してきました。


どうも、

バレンタインデーにチョコを好きな人に贈る

というのは


小学生高学年から高校生ら、学生達から広まったんです!



そう

小学生や高校生が火付け役

だったんですね。


そして

女子から男子へ贈る、

というのも
なんとなく、
うなずけますよね。


当時70年代の日本男子
女子に告白するのって
今よりハードル高そうだもんね??




まとめ


古代ローマ時代に始まった
バレンタインデー(恋人たちの日)。

結局、バレンタインが日本に
広まったのは

製菓会社の陰謀?

と言われがちだったんですが・・


・時代の変化によって日本の若者達の
 恋愛事情が変わってきたこと

・戦後の経済成長によるチョコの
 消費が急にあがったこと


の二つが重なって今に至ってるみたいですね。


本命チョコ、義理チョコ、友チョコ、、
どんどん贈り方も増えてきました。

それでも、愛する人、親しい人、感謝を伝えたい人、
いろんな人へ贈り物をする、という意味では
ホント日本に受け入れられやすい習慣だったのかも。

恋人だけでなく、贈りたい人へ
感謝の気持ちをこめて
チョコを贈るっていうのはいいですね。

そう!
恋人だとか、好きな子に贈るとか
気にせず、いろんな形でチョコあげればいいんです!

逆チョコでもいいじゃない!!


でも・・

やっぱり、本命チョコが欲しいよね\(^▽^)/

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