おはぎとぼたもち。違いを分かっていたい
2016/09/25
実は、おはぎが苦手でした
小さい頃、よくおばあちゃん家で食べさせてもらったおはぎ。
とっておきスイーツの様に振舞われてました。
でもね、あんことご飯って。。
酢豚にパイナップルが入っているのが許せなかった私にとっては
おはぎは同類でした。
でも大人になって、なんともいえないちょっとしょっぱい風味の
もっちりご飯と甘い甘いあんこ。
ちょっと!いけるじゃないの?!
お汁粉と漬物の組み合わせくらい、私の中では黄金コンビになりつつあります。
今ではお彼岸に関わらず年中買って食べてます。
よく買って食べているおはぎ。ぼたもちって呼び名もあるよね?
同じもの?
おはぎとぼたもちの違い、あと、その他別名があったことが
分かりましたので紹介しますね。
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おはぎとぼたもちの違いは?
色々な違いがありました。
季節の花を象徴している
春のお彼岸は、ぼたもち「牡丹餅」
秋のお彼岸は、おはぎ「お萩」と呼ばれています。
その名のとおり、ぼたもちは春の彼岸に咲く牡丹の花に見立て、
まるまると大きな形をしています。
一方おはぎは、餡の粒を、秋の彼岸に咲き乱れる萩の花に見立てており、
形は小ぶりな俵型になっています。
粒餡とこし餡の違い
おはぎは粒餡、ぼたもちはこし餡とされてます。
それには、理由があります。
小豆の収穫時期は秋で、採れたての柔らかい小豆を使用して餡を作りました。
皮まで柔らかいので、そのまま粒を残して餡を作っています。
一方、春は小豆の種まき時期。収穫して春まで保管していた皮の硬い小豆を
使用するため、皮を取り除いて餡を作りました。それがこし餡です。
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夏と冬にも別名が。
知ってました?夏と冬でも別に名前があるの
夏は「夜船」(よふね)、冬は「北窓」(きたまど)と言います。
おはぎ・ぼたもちは、お餅のように杵で餅を搗きませんでした。
そのため搗く音がせず、いつ搗いたのか分からないため
「搗き知らず(つきしらず)」と呼ばれました。
その「つきしらず」がそれぞれ発展して
夜船:夜の船は暗くていつ着いたか分からない→「着き知らず」
北窓:北の窓からは月が見えない→「月知らず」
北窓:北の窓からは月が見えない→「月知らず」
となったそうです。面白いですね!
おはぎとぼたもちの違い、いかがでしたか?
あんこの違いといっても、今は年中「おはぎ」として売り出されてるものが
ほとんどですよね。
近所の餅屋でさえ、「おはぎ」、「粒おはぎ」ってネーミングしてるくらいですから。
でも、春は「牡丹餅」、夏は「夜船」、秋は「お萩」に冬は「北窓」って
ホントに風流だなあ。おはぎ一つとっても季節で使い分けるなんて素敵です。
おはぎ(ぼたもち)、最近では外国の方にもウケてるみたいですよ。
こんなルーツがあったんだと思ってお店のおはぎ(ぼたもち)を選んでみます。
今度自分で作ってみようかな。
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